リード電線付の機器の電線接続について

 

電線ケーブルの接続は端子から端子への配線による対応が求められており、配線の途中で直接接続やジョイントすることは禁止されています。

ただし、容易に引き抜きができない構造であって環境に適合したプラグ・ソケットの使用による電線の接続は直接接続として見なされず使用が可能となります。13.1.2.1項

 なお、リード電線付の機器(センサー・ソレノイドバルブ・モーター等)の場合は次に述べる対応をすることで直接接続が可能となります。

 1.  耐油性の電気絶縁テープ(UL510認証)で絶縁するか、あるいはその環境に適合した同等の絶縁材やエンクロージャにて絶縁処理をした接続とする場合。

 2.  圧着端子を使用しているモールドタイプ(UL310認証)のコネクタをエンクロージャやコンパートメント等で使用する場合に限り直接接続のジョイントとは見なされず、電圧・電流定格等を含めた環境等に適合することでこの接続コネクタを使用することができます。13.1.2.2項

3.  接続端子ボックス等で対応できない場合(走行機械のリール巻の長い電源供給ケーブルの接続等)は例外として直接接続等のジョイントが認められる。絶縁処理は1項に同じ対応とすること。

以上